「27年ぶり単独過半数」と総理感慨

臨時国会が1日から始まった。参議院議長など参議院の役職を決めるのが主な目的で3日には終わる。それでも1日午後の開会式には天皇陛下が来られた。本当にご公務が多い。
安倍総理が両院議員総会で「参議院が自民党単独で過半数となったのは27年ぶり。私の議員生活より長い。一度失った信頼を取り戻すのは本当に難しい」と挨拶。
27年前(1989年)の参議院選挙と言えば、宇野首相の女性スキャンダルもあり、自民党は敗北。社会党の土井たか子委員長が「山が動いた」と叫んだ大勝利を収めた。マドンナブームと言われて女性議員が続々誕生。
安倍総理の衆議院初当選は1993年夏(この直後、細川非自民連立政権)だから、たしかに四半世紀を超す「27年」は長い。
私はその時はまだ朝日新聞経済部の記者だった。だが、マドンナ議員と呼ばれた社会党新人議員たちを眺めながら、「私の方が政治家に適しているのではないか」という思いを抱いたものだった。
その後、私は政治部へと異動。日本新党ブーム(小池百合子都知事や茂木元経産相、鴨下元環境相など立派な政治家として生き残っている人も多い)で、従来型(政治家の家系や地元実力者)でない新人が議員になることに大きな関心がわいた。
それでも、私は自民党にこだわっていたところ、自民党の(初めての)野党転落、小選挙区制への大変革という画期的な流れの中で、(あらゆる政党で史上初めての)候補者公募が行われ、1995年
2月に朝日新聞を辞めて政治の道に入った。総理の言葉から、そんな歴史を思い出した。

 

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